2008年10月アーカイブ

お参りの仕方

<参拝時間>

太陽の出ている時間(陽の時間とも呼ばれています)
望ましい時間として    朝の 6:30~11:30
           遅くても 11:30~15:30




神社とは簡単には、神様が住んでいる家です。
鳥居や神の門の中は、「結界」と呼ばれ、神の域」とされています。
ひたらく言えば、玄関に当たる部分です。
しかし、神様の家に入ったからと言って、緊張する必要はないと思います。
自分を常に見守ってくれている、両親のような存在の家に上がるつもりでリラックスしましょう。

●衣服を整えて鳥居をくぐる 
 他人の家に訪問するときと同じように、お辞儀やご挨拶をします。
 神社にお参りするときに、まず正門の鳥居の前で衣服を整え
 一礼してから境内に入ります。 


●参道の歩き方 
 鳥居の下をくぐり参道を通る時、道の中央は神様が通る道という考えから、
 鳥居の中央を避け左右どちらかの道を通ります。
 他人の家の道のど真ん中を歩くことはないですよね、それと同じように考えましょう。


●手水の仕方
 たいてい神社には、鳥居をくぐると、手水舎があります。
 ここで手と口を清めます。(柄杓に口をつけない)
 
 1.右手で柄杓をとります
 2.柄杓で水を汲み、左手を洗います
 3.柄杓を左手に持ち替えて、右手を洗います
 4.再度、柄杓を右手に持ち替え、左の掌で溜めた水を口に含み、静かにすすぎます
  (くれぐれも柄杓に直接口をつけないように)
 5.柄の部分を洗うため、水を汲みます
 6.水の入っている部分を上にし、柄を斜めに傾け、指の触れた部分を水で清めます
 7.最後に柄杓を伏せて、元の位置に戻します
 
●神殿まえにて

神社のお参りの仕方は、「二礼・二拍手・一礼」と言われます。
ここで説明する方法は一般的に言われている、「二礼・二拍手・一礼」の、お参りの方法です。
各神社で参拝の仕方が違うことがあります。
各神社の仕方に合わせてお参りをしましょう。

 1.軽く一礼 

 2.お賽銭を入れる
 <お賽銭とは・・・?>
 お賽銭は、本来神前にお供えする農作物等の神餞品、で「お供え物」の形がお賽銭に変わったものです。
 「お供え物」を納めるという気持ちでお賽銭箱にいれるので、投げ入れる物ではなく、そっと納めるようにします

 3.鈴を鳴らす
 <鈴の鳴らし方>
 鈴の晴々しい音で邪気を払い、神様をお呼びするというものです
 鈴の鳴らすタイミングは、二礼二拍手一礼をする前とお願いをした後にするようです
 はっきりとした決まりはないようですが、お賽銭を納めた後に鳴らすことが多いようです

 4.深くお辞儀を二回します(二礼)

 5.胸の前で手を合わせ、手を2回打ちます(二拍手)

 6.最後に、深く1回お辞儀をします(一礼)
 
 7.参拝が終わったら、後ろの人の邪魔にならないように脇により、後ろの人に神殿前を譲ります。


帰りは入って来た時と同じように、参道の中央を歩かないようにしましょう。
境内を出るときは、鳥居の下を通って外に出ます。
鳥居を通り抜けた後、神社に向かって一礼します。

初穂料

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<相場>

金額として、約三千円~一万円の範囲です。

神社よって料金を設定している場合もあるので、社務所にてその金額を調べておきましょう。



<祝儀袋>
・七五三の祝儀袋は、紅白の水引で結びは蝶結びです。
 この蝶結びは、簡単に解くことが出来、何度でも結び直しが出来るので
 「何度あっても良いお祝い事」として使われるからです

・表書きには「お初穂料」「御玉串料」とし、名前は子供の名前を書きます。
 場所によっては、子供の名前と年齢を書きます。

 注)白封筒でも構いません
○予約をする

神社でお祓いをする場合には、前もって神社の社務所に申し込んでおきましょう
お参りをする時期(特に休日)や有名な神社で行う場合、込み合うことが予想されるのと、
神主さんが留守の場合等で待たされたり、場合によっては出直さなければいけない事が出てくるからです
 

○お参り当日
1)事前に予約をしてある場合、社務所に声を掛けます
  予約をしていない場合は、社務所に正式に申し込みをします。
  その際に、謝熨斗袋や祝儀袋にお礼の金額を入れて納めます
2) 本殿(または拝殿)に案内をされ祝詞と挙げてもらいます
  本殿には、一礼をしてから出入りします。